鹿児島県姶良市

2016年01月16


日本の滝百選に戻る

Road Map :九州自動車道を加治木ICで下りると直ぐ北側の網掛川
             にある。
Route Map:2ヶ所の駐車場から滝壺側、滝口側を滝見する。
日本の滝百選』  田畑と民家の奥に流れている巾広の流瀑。
ウィキペディアから
九州南部を流れる網掛川中流にある高さ46m、幅43mの滝。網掛川がシラス台地から姶良平野へ流下する出口にあたり、比較的開けた場所にあるため、九州自動車道を走行する車内からなど、遠方から眺めることもできる。上流から農業用水が取水されるため季節や天候によって水量が大きく変動する。特に5月末から9月にかけての農繁期に少雨が重なると滝の流れはほとんどなくなることがある。
龍門滝
 滝としては大きくて迫力があったが、個人的には町の外れではなく、もっと山の中に
あって欲しかった滝ではある。 滝見慣れしてしまいどの滝を見ても感激は薄くなった。
鹿目の滝に移動する。
 今日は移動距離が長かったので、本日最後の滝見になるであろう熊本県人吉市へ移動
する。
〔098〕龍門滝 (落差46m)
集落の奥に見える分岐瀑であるが、手前の岩峰が張り出し滝壺の全容が見えなかった。滝見台に行くと滝口の全容と滝壺を見ることが出来た。網掛川の上流にある”坂井手の滝”にも行ってみる。
りゅうもんたき
散策時間:32分+25分
九州自動車道からも見え、加治木ICから直ぐ北側にある名瀑。
2ヶ所に無料駐車場があり、どちらかも遊歩道が伸びている。
滝見展望所へは車で簡単に行けるが、駐車スペースは2台分しかない。
駐車場にあった超手抜きの案内板であるが、駐車場の位置は良く判る。どの駐車場からも滝までは近い。
歩くこと5分程で少し高台にある滝見台に着くが、
ここから見ると滝の左側が欠けてしまっている。
駐車場からは既に ”龍門滝”が見えていた。
民家の向こう側を通って滝見台へ行く。
落差46m、幅43m、分岐瀑の ”龍門滝” 滝姿は ”関之尾の滝”の弟分の感じだ。
この滝見台からだと、滝壺の左半分が見えていないので滝見の場所を換えてみる。
遊歩道で右岸に降りてみる。
右岸の滝見所に降りても滝壺の左半分が見えない。 河原に左岸に渡る飛び石が設置してあり、これを渡ろうとしたが、1ヶ所飛び石が抜けており、ジャンプしないと左岸に渡れなかった。 この寒い時期にドボンする可能性が大なので、飛び石での渡渉は諦めた。
飛び石の真ん中まで行くと、この程度の写真が撮れたが、
まだ左端の滝壺部が見えていない。 下流部にある橋を渡って
左岸に周ることにする。
下流の橋に行くまでにもしっかりとした飛び石が設置してあったが、
真ん中の石が濡れて苔むしていた。登山靴を履いてストックを持っ
ていれば簡単に渡れるのであるが、ここもドボンを避けて直ぐ
下流側の橋を渡ることにした。
左岸に渡る橋の手前に ”龍門滝温泉”があった。 市民温泉センターで入浴料が250円とリーズナブル、午前6時〜午後10時までとお歳寄りに利用し易い時間設定となっていた。 出勤前に一風呂出来る便利な温泉だ。
今日は移動途中なので入浴出来ないが、覚えておきたい温泉だった。
左岸側に行くと地元のじじぃが何やら作業をしていて、飛び石が渡れなかったと訴えると、突然、石を投げ入れてくれて ”これで渡れるだろう”と言ってくれたが、投げ入れてくれた石は苔むしておりグラグラのままなので渡れる訳がない。
じじぃは喋り出すと話が長く離してくれない。辛かったのはその長い話し
の内、半分以上は何を言っているのか判らなかったこと。じじぃの好意を
無視する訳に行かなくなってしまったが、じじぃが投げ入れてくれた石に
乗ると転倒してしまう可能性があるので結局、靴のまま流れに入り渡った。
好意のある迷惑じじぃに翻弄されて左岸側から滝を撮るが、左端の滝は巧く撮れなかった。
遠くからでもまだ喋り掛けて来るじじぃから早く逃げたくて、この状態の写真で終える。
滝見の展望所に行きたくで上側の駐車場に移動する。
こちら側にも立派な遊歩道があり、どんどん進んで行くと先ほどの
滝見台に出てしまった。 駐車場を変更することは無かったんだ。
少し引き返して山側への道に入る。
階段道を上り切ると舗装された立派なな道に出たが、
この道は車止めされていた。
分岐から長い階段道を上がって行く。
緩やかに下って行くと道路に出た。
なんだ、展望所には車で行けるんだ。
道路沿いの ”展望所”に着く。 滝壺側から見ていた ”展望所”は
山奥に建っている様に見えたが、随分開けた場所に建っていた。
親子連れは当然、車で来ていた。 直ぐ横に車2台分の駐車地があった。
展望所から見た ”龍門滝”の滝口。 滝壺の端には苦労した飛び石も見える。
じじぃが龍門滝の上流にも小さな滝があると教えてくれたので行ってみる。
じじぃ曰く、石工が手作りで作った有名な橋だとか
”金山橋”から見た落差8m、幅15mの ”板井手の滝
小振りではあるが滝姿からは大きさを感じる。
滝見に来ていた観光者は日本人だったのでほっとした。
”金山橋”のアーチ部分を巧く撮れる所がなく、川の中に降りないと綺麗な写真が撮れない様だ。
板井手の滝”へ移動する。
1月14日 東椎屋の滝 鉈落としの滝 福貴野の滝 西椎屋の滝 竜門の滝 振動の滝 四十三万滝
1月15日 原尻の滝 古閑の滝 数鹿流ヶ滝 真名井の滝 行縢の滝 −− −−
1月16日 矢研の滝 関之尾の滝 龍門滝 鹿目の滝 −− −− −−
1月17日 栴檀轟の滝 見帰りの滝 観音の滝 −− −− −− −−
'16年度の九州の滝巡り